【再掲】傷むのは悪で傷ませないのが正義？

年末に書いたエントリが思いの外読まれてる感じなのでこっちにも転載。自分のエントリだからいっしょ笑

・・・

タイトルから重い感じでごめんなさい。

常々付き纏う「ダメージとデザイン」なわけですが。。

基本的には必要以上に傷ませるのは悪だと思っております。

が

が

求めるデザインとのバランスもありきだと思うんですよねえ。

担当させて頂いてるお客様でカラーとパーマを両方されてる方が多々いまして。

自然に考えれば髪の毛は根元から毛先に向かうほどグラデーション状にダメージは大きいわけです。

そこに対してパーマってのは常々毛先からアプローチしいくわけです。コテ巻き然り。
タイトルみたいな何が何でも傷ませないのが優先ってなってしまえば

カラーはリタッチ

パーマはかけない(酸性しかやらん)

みたいな極地になるんですよ。
今はカラー剤の進化が目覚ましく、フルカラーしてもさほどダメージしなかったりしますけどやっぱゼロじゃないですしリタッチと比べれば少なからず毛先に入りますし。
でも
それって何も面白くないよなー

ってのがあるわけで笑
もちろん今はお客様も「ダメージゼロカラー」とか「ノーダメージパーマ」なんてあり得ないってわかってる時代ですし、その上でやりたいわけです。
ただダメージを避け続けて髪の毛が健康できれい

ってのと

最小限のダメージは受け入れつつカラーリングやカールを使ってデザインとしてきれいな髪型

って別物だと思うんですよね。

前者って究極論だとただ何もしてない髪じゃないですか笑

ソンナノツマンナイ笑

僕もハイトーンカラーだし、前髪はゾーンでブリーチオンカラーしてますし。
なのでそれぞれのコンディションや来店サイクル、サロントリートメントの頻度、ホームケアレベル等を総合的に判断しながらベストなラインで施術していくのがプロの仕事なのかな、と。
CRAVEではトリートメントされていくお客様がかなり多いんですが

いい状態に向けてケアして行って、よくなったらそれで終わり、もう傷めないために無理しないでー

ってよりは

デザインのためのある程度のダメージは許容して、繰り返しヘアデザイン楽しめるようにコンディションキープしましょうねー

みたいなニュアンス。

なわけでハイライト、インナーカラー、グラデーションカラーに伴ってブリーチもしますし、熱処理を使うデジタルパーマもかなり多いです。と言うよりパーマされるお客様も9割はカラーしてますし、パーマされるお客様の9割はデジタルパーマですし。
ただ

もうこれ以上やったらそれ以上僕がどうしようもできないって時はばっさり断ります笑

そうでなければ基本的にはお客様のやりたいデザインを優先して考えます。

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