【超解説!】ブリーチ毛・ハイトーン毛に縮毛矯正はできる? チリチリ?ビビリ毛?・リスク・傷み・順番は?
2020/03/29
ブリーチやハイトーン毛に縮毛矯正はできるのか?
「癖毛は気になるし毎日アイロンするのもめんどくさいから矯正をかけたい・・けどブリーチしちゃってるし・・次は明るいカラーしたいし・・。」
そんな疑問にお答えします。
こんにちは、ダイスケです。
インスタです、フォロー等はお気軽にどうぞ♪
・そもそもブリーチやハイトーン毛に縮毛矯正は可能なのか
・縮毛矯正とブリーチ・ハイトーンを両方やる際の順番
・リスクやデメリットは?
このあたりを解説していきます♪
実際に記事を書いていく僕ですが、10年以上美容師を続けキャリアの半分以上は薬剤や毛髪理論、ケミカルにマニアックにこだわりながらサロンワークをしています。
現在ではメーカーインストラクターや商品開発協力も行い、顧客様の縮毛矯正比率はかなり高めとなっております(平均の5倍程度かとw)
なので理論だけでなく実際の現場での結果の両面から解説していけますのである程度信憑性はある記事かと思います。
ということで実際に解説していきます!
ブリーチやハイトーン毛に縮毛矯正は可能なのか?
上記の画像は実際にブリーチやハイトーンカラーの履歴がある髪に縮毛矯正を施術した仕上がりです。
アフターだけのものもありますが、こうして画像を見て頂くと可能かどうかはお分かりいただけるかと思います。
Q.ブリーチやハイトーン毛に縮毛矯正はできますか?
A.はい、できます。
結論はこれです。
実際にハイトーンカラーのお客様に縮毛矯正を施術した実例はこちら↓
「なるほど、できるんだ!」とか「できる美容師さんもいるのね」なんて感じでここまでで納得・満足頂ければページを閉じていただいても大丈夫です笑
ではなぜこういった疑問があるのか、傷みすぎたりチリチリになってしまうことがあるのか。
この辺りをもう少し深掘りしていきたいと思います。
では失敗してしまう場合の原因とは?
これはブリーチ・ハイトーン毛への矯正に限ったことではありませんが、シビアな施術になる程に次の二つがポイントです。
・薬剤選定(強さと放置タイム)
・施術レベル
僕自身もお客様のコンディション等から「行ける」と判断した場合は施術させて頂きますし、全国の知り合い美容師さんでもブリーチ・ハイトーン毛に矯正をされている方はたくさんいらっしゃいます。
もちろんブリーチ、ハイトーン毛といっても履歴や元の髪質が違うのでコンディションもばらばらですが、やると判断して進めた上での成功と失敗があるということはお客様の問題ではなく美容師側の薬剤選定と施術レベルの低さが原因になるかと思います。
(ちょっと辛口ですが、理解してもらう為にズバッと書きます。。)
・薬剤選定
どんな施術も薬剤を使う場合、その選定をミスると必要以上のダメージを負ったり、結果が伴わないことがあります。
縮毛矯正で言うとバサバサになったりチリチリになってしまって最悪ビビり毛になってしまったり。逆に癖が残ってしまったり、後日癖戻りしてしまったり。
本来は髪の毛のダメージ度合いやそこに至るまでの履歴やクセのタイプ、もとの髪質などから最適な薬剤のパワーと放置タイムを決めていきます。
ですが、次のポイントにも繋がってきますが髪の状態がシビアになる程この最適な薬剤パワーと放置タイム=ストライクゾーンが狭くなってくるんですね。
・施術レベル
ブリーチやハイトーン毛などコンディションがシビアな状態に縮毛矯正を施術するとなると薬剤選定のストライクゾーンは狭くなります。
加えてアイロンの温度や一度に挟む髪の量、スルーの速度・・・縮毛矯正は他の薬剤メニューと比べて施術を構成する工程・要素が多いんです。
なのでお客様の髪のコンディションだけでなく、施術する美容師側の技術レベルでも「できる・できない」がかなり左右されます。
そしてある程度の施術レベルがある美容師さんは「いけるかどうか」の判断も的確にできるので無理せず断ることも多々あります。
上記二つの要素がうまく噛み合えば、ブリーチ毛やハイトーン毛に縮毛矯正を上手にかけることもできます。
チリチリやビビリ毛になってしまうのは何らかの要素が必要以上の負担になりストライクゾーンを通り越してしまった場合ですね。
ブリーチ・ハイトーン毛にできるだけ失敗せずに矯正をしてもらうための対策とは
あくまでもお客様向けですので「ブリーチ毛に上手に矯正をかけるコツ」ではありません。
ブリーチやハイトーン毛の方が「矯正かけたいな・・・」って思った時に上手な美容師さんを探すコツです。
・電話やLINE@等で聞いてみる
めちゃめちゃアナログですが確実です。
縮毛矯正は今はほとんどの美容室でメニューになってますが、ブリーチ・ハイトーン毛に上手にかけられる美容師さんは多分一握りです。
なので事前に電話をして「ブリーチしてるんですけど縮毛矯正できますか?」などと聞いてみると良いです。
そしてこの時の見分けるコツとして即答で大丈夫ですなどと言ってくるお店は一旦保留しましょう。
僕自身こういうお問い合わせを頂くこともありますが口頭でブリーチ毛と言われただけでできるかできないかの判断は無理です。
実際に見て、触って、履歴を聞いてみないと判断できません。
即答で大丈夫と言うくらいならまだ「うちではできません」と即答される方が良心的です笑
・ホームページやブログ、インスタ等で施術例があるか確認してみる
今はいろんな美容師さんがこういったもので発信している時代です。
なのでそれをチェックしてみるのも方法です。
可能性の高いお店(美容師さん)を探すポイントとして
1.縮毛矯正のビフォーアフターやこだわりに関して書いてる記事が多い
2.ヘアケアやケミカルに詳しい感じが見受けられる
3.あまりに安い金額ではない
このあたりからお店を絞って行って、実際に問い合わせてみると良いですね。
縮毛矯正とブリーチ・ハイトーンをする場合の順番は?
これは美容さん個人で意見も色々あるかと思うのであくまでも一個人の意見ですが・・・
ブリーチ→縮毛矯正
が僕としてはやりやすいです。すでに明るくなっていてそこに色を入れるだけの場合は逆ですね。(続きはこちら)
なぜブリーチが先の方がやりやすいかと言うと縮毛矯正は髪の状態に合わせて薬剤や工程を細かく調整できるんです。
賛成〜中性〜アルカリ域を使い分け、主成分である還元剤の種類と濃度から放置タイム、アイロン温度やスルー速度等を細かく決めることができます。
逆に矯正毛にブリーチ(明るくするカラー)となると今どのくらいダメージしているか云々ではなく仕上がりをどのくらい明るくしたいかで薬と放置タイムを決めるしかありません。
縮毛矯正によるダメージがあってもなくても必要な明るさになるまで放置タイムをとりますし、ブリーチはそもそもパワーも強いですからね。
やることが悪いわけではありませんが、どっちが先か悩んだ場合は先にブリーチをした方がやりやすいかなと思っています。
ブリーチやハイトーン毛へ縮毛矯正をするデメリットやリスクとは?
結論から書きますね。
・成功確率は低いし、できる美容師さんに出会える確率も低い
・ヘアカラーを楽しみたいけど「矯正してるし」が付き纏う
・チリチリやビビリ毛にならなくてもうまく伸びないこともある
こんなところでしょうか。理論と言うより実際に現場でやってきて思う部分でもあります。
・成功確率、できる美容師さんに出会える確率の低さ
これはこのブログ記事をここまで読んでいただいていればお分かりいただけるかと。
できる美容師さんに出会えても自分の髪のコンディションによってはお断りされる場合もあります。
・ヘアカラーとの両立も結構シビア
今は女性の大半がヘアカラーをされている時代です。
例えばカラーは2〜3ヶ月に一回で地毛よりやや茶色くらい、でリタッチしかしないしカラーと同時に伸びた分は切る とかであれば両立しやすいです。
ですがブリーチオンカラーやハイトーンカラーはそれ単品でもそれなりに負担のかかる施術ですからそこに縮毛矯正もしてとなるとなかなか大変です。
ある程度のダメージは割り切ってしまうとか矯正じゃなくてストレートアイロンでスタイリングするとか、施術とヘアケア以外の面が必要になるかもしれません。
・傷みすぎる失敗でなく、伸びが甘くなる可能性もある
これは僕の場合は新規の方だとブリーチ・ハイトーン毛以外でもそうなんですが、攻めすぎてオーバーダメージ…最悪ビビリ毛にするくらいなら伸びが甘かった方の失敗で済ませたい、とうのがあります。
伸びが甘かった場合はもう一度やり直すことができますが、オーバーダメージは取り戻せないですからね。
ましてストライクゾーンの狭いブリーチやハイトーン毛となれば尚更慎重にならざるを得ないので「行けるかどうかで行ける」と判断しても「最悪失敗するならお直し対応できる方で」を前提に薬剤や施術工程を組み立てます。
この3つがぱっと思い浮かぶ限りでのリスクやデメリットかと思います。
最後に
どうでしょうか?
【超解説!!】ブリーチ毛・ハイトーン毛に縮毛矯正はできる?チリチリ?・リスク・傷み・順番は?
と言う内容でお伝えさせて頂きました。
改めて要点・結論をまとめると 【美容師さんのスキルと髪のコンディションによっては可能だけど、リスクやデメリットもある】とう風になります。
とはいえ癖毛に悩んでいる方からすればなんとかしたいし、でもヘアカラーでおしゃれも楽しみたいしってのが本音だと思います。
なので最初から諦めモードになるよりは、信頼できる美容師さん探しをしてまずは相談だけしてみるのも一つかもしれません。
実際お店では できるかどうか は別として事前にLINE@で相談したり、まずは状態を見させていただくためだけのご来店も可能です。
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縮毛矯正に関しての施術例は こちらをクリック してご覧ください♪
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