【動画付き！】ショート・ボブの自然な丸みのある縮毛矯正

ショートやボブで縮毛矯正をかけると毛先が丸まらず馴染まない・・・
「あまり相性は良く無いよ」と言われる
でも癖のうねりはなんとかしたい

わかります、わかります、みんながみんな艶サラロングに！でもないんですよね。

こんにちは、帯広 縮毛矯正 美髪プロ ダイスケです。

最新2021年版自己紹介になります！僕ってこんな人。笑

初めてのご指名・ご来店をお考えの方は事前にこちらをご一読ください^^

ショートやボブの自然な縮毛矯正

冒頭でも書いた通り、一般的にはあまりこれらのスタイルと縮毛矯正の相性はあまり良くないとされていますね。
切りっぱなしボブはまた別ですが、いわゆる全体〜毛先に自然な丸みのあるデザインです。

以前は僕自身も毛先まで薬剤処理をした場合は内に入れたり曲げたりできるけど
・次回カットするとしっかり伸ばした中間が毛先になるので馴染まない
・毎回毛先まで薬剤を塗布することは難しい
という面からあまりオススメをしてきませんでした。
なのでそれでもやりたいという場合はアイロンスタイリングやブローありきor縮毛矯正と相性の良いスタイル提案をしていました。

しかし

人に歴史あり。自己研鑽と成長し続けてこそプロ美容師。

ということで最近はできるようになっちゃいました。
てへ。笑

毛先だけに丸みアプローチではなく、あくまでも根本から毛先まで自然に均一に。
コテやパーマで毛先を曲げてデザインというより癖のない人が自然に収まるのと同じ感じなので、カットしても丸みを残して収まります。

それでは早速お客様事例をご紹介

①ボブベースに毛先まで矯正

まずはシンプルにボブ＋毛先まで矯正の仕上がりです。

ハネたりピンピンになったりせず自然に収まっています。矯正かけてるのがわからないレベルですね。
カット無し、アイロンスタイリング無しでドライ仕上げだと毛先はこのくらい。
これ以上曲げるとなるとパーマするなりコテ使うなりですね。

ただ、乾かしてこのくらいになるなら毎朝めっちゃ楽ですよ。
もちろん希望次第ではストレート感を出してモード寄りにしたり切りっぱなしボブにすることもできます。
自然な丸みがすごいとか良いとかでなく、コントロールして使い分けることができるのが大きいですね。

②カット矯正 → 矯正リタッチ → カットのお客様

昨年10月にカット矯正をかけたお客様の半年ぶりの矯正リタッチビフォーアフターです。

ご来店時と仕上がり時、リタッチ矯正のみで毛先は薬剤処理もカットもなし。
肩にあたってややたわんだりはしますが根元のうねりを抑えるだけで全体にまとまりが復活しています。

半年ほどのうねりが出てくるとどれだけきれいな既矯正部もそれなりのまとまりの悪さが出てしまいます。
ここで安易に毛先までかけ直すのか、リタッチ矯正で収める事ができるのか。
この辺りの判断力は髪のコンディションを保つためにもとても重要になってきますね。

さらに１ヶ月半後にカットでご来店。

今回は矯正なし、仕上げアイロンなし、ガチカットでハンドドライ仕上げです。

ご来店時はやはり肩にあたる部分がはねていますが、これは長さ的な問題なので気にする必要無し。
ご希望の長さ等を伺いチョキチョキチョキ・・・。
仕上がりはハンドドライしてクシで整えればまた自然な丸みボブの復活。

IMG_6658

薬剤塗布＋毛先だけを曲げるような矯正であれば今回切ったことでその毛先の丸みは無くなります。
ではなく、あくまでも根元から毛先まで自然に頭に沿うように収まります。曲がったり丸まったり出なく収まるだけ。

いろいろやってみて思ったのはアイロンワークめっちゃ大切。ほんとそれ。（施術前の髪の状態もありますけどね。後述します。）
矯正なんてほとんど9割以上がリタッチなのでその時に適正にやっておけば、ゆくゆく毛先になった時も何もしなくても収まるってことですね。

③ショートボブベースのご新規様

先ほどはボブでしたが今度はショート系ですね。
自然に収まるという面では毛先が揃っているボブ以上に技術が問われるかもしれません。
ピンピンストレートでショート系にするとずれている毛先が全部毛羽立つようにハネます。

では実際の仕上がりをどうぞ。

しっかり伸びつつフォルムの丸みがあり毛先も収まります。

角度を変えた方がわかりやすいですかね。

後頭部真ん中あたりから下が毛先がハネることなくきれいにくの字に収まります。

めくっても変わらないですね。
このくらいに仕上がってくれると、今までやりたいショートボブor扱いやすさの矯正というデザインをとるか機能性をとるかみたいな選択から昇華して どっちもやっちゃえ、のデザインと機能の両立が可能になります。

IMG_7088

丸みわかりますかねー？？
音声はスルーでお願いします笑

最後に

３パターンほどご紹介してきましたが、僕の経験や知識、薬剤コントロールやアイロンワークを持ってしても成立しない場合があります。
①カットでめちゃくちゃにすかれすぎていたり形がガタガタな場合
②すでに薬剤ダメージの繰り返しで弾力がなくなっている場合
③既矯正毛がアイロンプレスで潰されてるようなピンピン矯正をされている場合
このような場合は成功率がグッと下がってしまいます。
①の場合カットを追加で修正可能な範囲であれば対応はできますが、②③は基本的に難しいです。
今後コンディションの良い新生部をきれいに施術して育てていくことでいずれは可能になります。

まだまだショート・ボブと縮毛矯正の組み合わせは諦めている方やある程度の仕上がりで妥協されていることも多いかと思いますが、なんとかできる対応幅が広がったのでぜひご相談からでもどうぞ^^

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