空知にて縮毛矯正のセミナーを行ってきました！

こんにちは、ダイスケです。
初めましての方はこちらをご覧ください^^

先週のブログ

でもお話していた通り、先日月曜日に空知地方にある知人のサロンにてストレートのセミナーをさせて頂きました。

今回の座学は少し突っ込んだ内容をお伝えしていきます

今回ももはやマブダチ・奈井江のマキメさんからの依頼でした。
過去にもストレートの基礎セミナー等を受講して頂いているので

今回は少し”難易度の上がる素材への対応”を軸にした内容です。

一般的な矯正剤では対応しにくい場合や素材において
・なぜ対応しにくいのか？
・ではどうするのか？
・施術の軸にする薬剤とその特性
・従来の縮毛矯正での弊害
などをまずはスライドを使って説明させて頂きました。

最大の難関・薬剤選定を攻略する

そして癖の強さ×元の髪質的な髪の強さ×ダメージレベル的な髪の強さを分けて考えた上での薬剤選定を伝授します。
縮毛矯正において一番頭を悩ませるのが1剤の選定です。

３つの強さをそれぞれ分けて考えるのが非常に大切で
「癖は強いけどダメージが大きい」
「癖はそうでもないけど剛毛」
このような場合どこに薬剤パワーを合わせるのかがポイントになり、アジャストを間違えるとキレイに仕上がってくれません笑

今回は受講先のサロンさんで取り扱い可能な薬剤を事前に伺い、そこからレシピを組み立ててお伝えしました。

後半はモデル展示で実技の解説

座学の後は実際にモデルさんにお越しいただき、実技を解説しながら見て頂きます。

毛髪診断のポイント、シンプルで合理的な薬剤塗布の仕方、負担を最小限にする中間でのすすぎ方、知っているようで知らないアイロンの入れ方のコツなど文字だけでは伝えにくい部分もしっかりお伝えできたかと思います。

モデルさんビフォーアフター

モデルさんと言えど僕は初めましてで、事前に写真は見ていたもののぶっつけ本番です。
とは言え普段のご新規様と状況は同じなのでいつも通りカウンセリングして施術しました。

ストレート履歴がありつつ、毛先のダメージが大きかったので根元新生部のリタッチ矯正を選択しました。

とっても細毛で軟毛ですがしっかり自然に伸びつつ、ぺたんとさせずに弾力の残した仕上がりです。

矯正履歴のある中間以降はダメージを考慮して、落ちている質感を戻す小技をお伝えしました。
写真で見ても矯正部分との境目もわからなくキレイに面が整いました^^

セミナーをすると自分の勉強にもなる

ということで今回も無事終えて万々歳だったのですが、毎回セミナーをすると自分自身の勉強にもなります。

先日書いた通り「知ってるとできる」は別物です。
人に何かを伝え教えるということは知ってるだけでは不可能で、できるレベルまで達していて初めて自分の言葉で伝えることができます。
また、できない・わからない部分がある人を相手にするのでわかりやすく伝えなくてはいけません。

資料を作りながら、日々自分の中では良い意味での当たり前になっている事を改めて掘り下げて再確認できた部分も多々ありました。

なぜか？スタイリストになると途端に勉強やトレーニングをしなくなり結果の出ない自分を環境のせいにする人が多い兆候がありますが、こうやってセミナー依頼をして頂くくらい向上心のある方達からは僕も刺激や学ぶ部分がたくさんでありがたい限りです。

サロンに来て頂くお客様も、こうしてセミナーを受けて頂く方も僕には同じ大切なお客様なのでこれからも必要としていただけるよう自分磨きに精を出していきます！

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