カラー履歴のない、ダメージのない癖毛さんなら縮毛矯正はどこでかけても同じ？

黒髪でダメージなければ縮毛矯正は簡単？

ノンダメージの新生部の矯正ならどこでやっても一緒？

コンディションに恵まれている状態だからこそ気をつけることは？

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こんにちは、ダイスケです。

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さてさて

ノンダメージ新生部のリタッチ矯正

カラーもパーマもしてない黒髪だし、新しく伸びた部分の矯正だけだしなんて思うと例えばハイトーンやブリーチ毛への矯正や既矯正部の癖戻りの修正より簡単に感じますよね。

それで癖が強いなら薬剤も強くすればいいんでしょ？なんて思うかもしれませんし、シビアな施術・コンディションでなければ技術や知識の差も影響しにくいって思うかもしれませんね。

確かにただ伸ばすだけであれば難易度的にはさほど高くないと言っていいかもしれません。

だからこそあえて気を付けることって？

確かにその辺の（笑）ハード系の薬剤を使って施術したところで致命傷なダメージになることはありません。
が、そういう場合の施術でも僕がこだわるポイントとしていかに最小限のダメージで終えるか、は一貫して変わりません♪

というのもいずれ伸びて中間や毛先になる頃には数年が経過してることもざらです。

その頃には日々の生活で避けられないダメージの蓄積もありますし、もしかしたら気分が変わってカラーをしているかもしれません。
パーマをかけて雰囲気を変えたい！って思うかもしれません。

その時に「うん、まだまだ大丈夫！」となるか「いやぁー・・けっこうコンディションが・・」となるか。

そうなると新生部でコンディションの良い頃からいかにダメージさせないでおくかということの大切さがわかりますね。

髪の毛は減点法でダメージしていきますので「新生部だから強い薬剤でも大丈夫！」ではなく「この先も長く付き合っていくために最小限の負担で！」が大切です。

もう一つ、リタッチということは・・・

そうです、新生部以外は薬剤をつけませんしその部分は過去に矯正をかけているわけですから確実に新生部よりはコンディションが劣ります。

例えばですが、薬剤のお流しの際にその部分についてしまうこともあります。というか多分これは避けられません。

ですから、お流しの一瞬だとしてもそこに強い薬剤が触れるというのはちょっと抵抗があります。

すごく細かいことですし一瞬のことですがメリットは無いですからね。

僕はそもそもの薬剤パワーを最小限にすることと、新生部以外にブロック剤をつけてから流すことでリスクを最小限に抑える方法をとっています。

長年縮毛矯正にこだわっている身としては「ダメージのない場合なら簡単だし他でも変わらないしょ？」となりたくないですからね笑

実際にノンカラー、新生部、強い癖のお客様への施術

実際に先日来られたお客様です。

昨年5月にご新規で来店されその後9月にも一度矯正をかけていますので新生部がおよそ3ヶ月半くらい、そこから10cm程度が僕が過去に施術した部分となります。

クセのタイプとしてはキューティクル表面のザラつきはありませんが、リッジは強くうねりがあります。
そして髪質自体はものすごく太い硬いというわけでもないので癖の強さだけで薬剤を決めると髪の強さにはオーバーパワー、髪の強さに合わせると癖が伸びきらないことが予想されます。

今回ポイントとなった部分

リッジが強いので弱酸性だと取りきれない可能性があるので微アルカリ高還元にするべく酸性のGMTとアルカリ性のチオのハイブリッド。

放置時間を長めに取れる薬剤選定でコンディションを落とさずにじっくり毛髪内部まで均等に薬剤を反応させる。

アイロン熱を利用して反応が促進するように薬剤選定。

もちろんトリートメント剤をふんだんに使いながら施術することでダメージを最小限に抑えつつ質感を向上させるような施術。

あとは焦らずじっくり、ですね笑

 

仕上がりです。

新生部の癖がなくなったこと、中間部は併用したトリートメントの効果でおさまりが戻り質感が向上しました。

特にリッジが強く癖がのこりやすい後頭部内側ですが自然さを損なうことなくしっかりストレートに。

質感の落ちていた中間部分のこの質感が戻ります。

今回も御来店ありがとうございました。

次回は湿気が気になる少し前くらいにお待ちしております♪

 

最後に

正直なところ、写真で見ても実際に触っても施術直後であればよほどでない限り差は出ないのが新生部のリタッチ矯正です。

ですが冒頭でも述べたようにその髪が中間や毛先に来るまでの期間や他の薬剤メニューとの共存も視野に入れた場合、どれだけコンディションを落とさずにいられるかが大切になってきます。

そしてどんなに効果の高い髪質改善や高価なトリートメントでも、そもそも対象になる髪のコンディションが悪ければ望むような効果が得られないこともあります。

何より髪のダメージは蓄積、髪のコンディションは減点法なのでコンディションが悪くなってきてからあれこれ慎重になるのではなく、どんな時も一回一回の施術を真剣に丁寧に行いたいものですね♪

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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