【白髪染めとおしゃれ染めの違いは?!】お客様からよく聞かれる質問にお答えします!
こんにちは、erinaです!
よくお客様から
白髪染めとおしゃれ染めの違いは?!
というご質問をいただくので、今日はその違いについてお届けしたいと思います😊
CRAVEの『ショート職人』erinaです!
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『白髪染め』と言われるとなぜかすごく受け入れにくい印象がありますよね。。。
そもそも私は『白髪』という言葉はなんとなく気持ちよくないのであまり使いたくなく、普段は『ホワイトさん』と呼んでいます笑
そんなホワイトさんが気になり出したとき、1番に頭に浮かぶのは
「いつから白髪染めに変えたらいいんだろう。。。」
ということではないでしょうか。
今までいわゆるおしゃれ染めと言われる普通のカラーをしてきた方にとってはとても悩ましいと思います。
どっちで染めたらいいの?と思ったことがある方もたくさんいらっしゃるかと思うのですが、まずはカラー剤の脱色・染色のメカニズムについてお話しますね♬
カラー剤の脱色・染色のメカニズム
白髪染めもおしゃれ染めも様々な種類がありますが、一般的に多用されているのは『1剤』といわれるお薬と『2剤』といわれるお薬を混ぜて染めるものです💡
1剤の中には主に酸化染料とアルカリ剤が入っており、2剤は過酸化水素というものが入っています。
1剤のアルカリ剤でキューティクルを一時的に開き、色の成分を髪の毛の内部に染み込ませ2剤の過酸化水素を分解して酸素を発生させます。
その発生した酸素は髪のメラニン色素を分解して脱色させ、同時に酸化染料の分子とくっついて発色させています🤗
ちなみに。。。酸化染料は酸化をしないと発色しないので酸素に触れていないときは無色なんです。
化学の力ってすごいですよね😆
最初に考えた人は天才だと思います!笑
これをふまえてカラー剤が髪に塗られたときに行われていることを言葉で表すと、
- アルカリ剤が閉じていたキューティクルを開きカラー剤が髪の内部まで浸透する
- 酸化剤とアルカリ剤が化学反応をおこし酸素を発生させ、その酸素がメラニン色素を脱色して酸化染料を発色させる
ということになります。
あのクリームのようなお薬と髪の毛のあいだでこんなことが行われているなんて本当に化学の力はすごいです!!!笑
では本題の白髪染めとおしゃれ染めの違いはなにか。。。
基本的なメカニズムは同じなのですが、違うところはというと脱色力(ブリーチ力)と染色力(染毛力)の強さです💁♀️
もう少し詳しく解説しますね☆
白髪染めの特徴
白髪を別のものに例えると真っ白い画用紙が分かりやすいかと思うのですが、この真っ白な画用紙を黒や茶色に塗りつぶすとなると黒と茶色の絵具をたくさん使う必要があります。
したがって、白髪染めは濃い目の茶色や黒にするための染料がおしゃれ染めより多く配合されています💡
なので色の見本には全ての色味に『〜ブラウン』とつくんですね☝️
明るめの白髪染めをしたいとなるとある程度の脱色する力が必要ですが、基本的にはおしゃれ染めより脱色力は低く染色力は強いです。
もう1つの特徴は、おしゃれ染めと比べると鮮やかな色味は出しにくいということです。
先ほどもお話したように、基本ベースは濃い目の茶色や黒にするための染料が多く配合されているのでアッシュやレッドなどの色味はニュアンス程度になってしまうことが多いです😢
ちなみに、白髪がない場合でも白髪染めのカラー剤を使用する場合があります。
どんな時かというと、極端な例ですがブリーチをしている方がナチュラルな暗い色にしたい時などには白髪染めのカラー剤が活躍するんですよ♬
白髪染めのカラー剤を使うことで深い色合いがだせることもあるので実は縁の下の力持ちです💪
おしゃれ染めの特徴
続いておしゃれ染めの特徴ですが、こちらも画用紙に例えると真っ白な画用紙に青や赤の絵具をのせるととても鮮やかに色が分かりますが、真っ黒な画用紙に青や赤の絵具をのせても全く色が分かりませんよね😱
ということは、のせた絵具の色が分かるようにするためまずこの真っ黒な画用紙の色を抜いてしまう必要があります。
この色を抜くときに必要なのが脱色力なので、おしゃれ染めは白髪染めより脱色力が強いことがほとんどです💡
おしゃれ染めは黒い髪をたくさん脱色できるように作られており、そこに重点を置いているため白髪染めのような濃い目の茶色や黒の染料より青・赤・黄などの色味のニュアンスをしっかりだせる染料が多いので、白髪染めに比べて鮮やかな色味を出しやすいのも特徴です。
ただ、白髪染めより濃い茶色や黒にするための染料が少ないおしゃれ染めでは染毛力は白髪染めより劣ってしまうため、暗めに染めても色が抜けてしまうのが早いということがあります。
ちなみにおしゃれ染めは全て脱色する訳ではなく、すでに染まっている髪を脱色せず色味だけを入れるということもできるので白髪染めに比べると何パターンもの染め方ができるというところに関しては万能だと言えますね♬
まとめ
白髪染め
- おしゃれ染めより濃い目の茶色や黒にするための染料が多く入っている
- おしゃれ染めより脱色力は低く染色力は強い
- アッシュやレッドなどの色味はニュアンス程度になってしまうことが多い
- とても明るい髪色をナチュラルに暗くしたい場合や深い色合いを出したいときには大活躍する
おしゃれ染め
- 黒い髪をたくさん脱色することに重点を置いているので白髪染めより青・赤・黄などの色味のニュアンスをしっかりだせる染料が多いので鮮やかな色味をだしやすい
- 白髪染めより脱色力が強く染毛力は弱いので、暗めに染めても色がぬけてしまうのが早い
- すでに染まっている髪に色味だけを入れるということもできるので白髪染めより何パターンもの染め方ができる
今回は白髪染めとおしゃれ染めの違いについてお届けいたしました😊
違いをしっかり知ったうえで施術してもらうと安心感が増すかと思います。
切り替えるタイミングなどは担当の美容師さんとよく相談して決めるのがベストですね♬
ご自身に合った使い分けでキレイを楽しんでいただけたらと思います。
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